2007年01月31日

テレビ収録騒動記(2)

前回の続きである。2日ほど経過していたので、少しは冷静になって書いたつもりなのだが・・・。

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今回は、日帰り打ち合わせまでの経緯を説明します。

日本テレビから事務局の工藤へ連絡が入ったのは、仙台から戻った翌日の10月10日でした。「取材依頼」ということでしたので、また面倒なことになるな、と思ってしまいました。なぜなら、これまで「特命リサーチ200X」から3回、つい先日も「発掘! あるある大事典」から2回目の取材を受け、とても屈辱的な扱いを受けたからです。

ところが今回は、取材を飛び越えて番組出演の依頼でした。Eさんという女性ディレクターから電話があり「日本テレビで健康特番を制作するのですが、TMS理論を紹介するという形でご出演いただけないでしょうか」という単刀直入なものでした。

「まず誤解を解いておきましょう。TMS理論は20年以上も昔の理論であって、今ではそれほど優れた理論だとは考えていません。というのも、TMS理論にはいくつかの欠点がありますし、現在の医学はもっともっと進歩していて、腰痛に対するアプローチは劇的に変化してるんです。それに、これまで何度も何度も時間を割いて、誠心誠意お話させてもらいましたけど、結局テレビ局側に理解してもらったことは一度もありませんし、バラエティ番組で誤った情報を垂れ流す片棒を担ぐ気もありません。ですから、ありがたいお話だとは思いますけど、お断りさせていただきます。ただし、別撮りで事実だけを正確に伝えることができれば考えてみますけど」

「番組には椎間板ヘルニアのレーザー手術で有名なM先生もお呼びする予定です。どうしてもダメでしょうか」

「番組製作会社にリサーチする時間がないのはよく理解しているつもりですけど、世界各国の腰痛診療ガイドラインも、厚生労働省が出した椎間板ヘルニア診療ガイドラインも、レーザー手術は推奨しないという勧告を出しています。有名だからとか、医学博士だからとか、そういう理由だけで根拠の乏しい治療法を宣伝する番組には出たくないと僕はいっているんですよ。総理大臣が出てこようが大統領が出てこようが、僕にはまったく興味がありません」

「こんな治療法もあるということを紹介する、この番組の趣旨をご理解いただけないでしょうか」

「今まで何度もそういう言葉を聞いてきました。それはそれでいいと思うんです。ただし、エビデンスに裏打ちされた治療法、国際基準の診療ガイドラインが勧告している治療法をまず紹介してください。その上で、その他にもこういう治療法があるというなら話は別です。そうでないのなら、国民に有害な情報を垂れ流すだけです。そのお手伝いはできません」

第1回目のコンタクトではこういう内容でした。そして数日後、2回目の電話がありました。

「スタジオでのご出演は100%ダメということでしょうか」

「100%とはいいませんけど、できるだけ避けたいです。人様にお見せできるような顔もしてませんしね。何よりも大事なことは、国民に正確な情報、真実を伝えるということです。オーストラリアのメディアキャンペーンでは、真実を伝えただけで腰痛患者も医療費も減少しました。メディアにはこれだけの力があるんです。僕はそのメディアの力を国民のために使ってもらえないかとお願いしてるんですよ。視聴率も大切でしょうけど、国民の利益を考えてみる気はないかと言ってるんです」

「それではもう少し詳しいお話をお伺いしたいので、お忙しいところ誠に恐縮ですが、一度東京へ来ていただくことは可能でしょうか。もちろん交通費はこちらで負担させていただきます」

「そうですね。その方がいいと思います。今現在、世界で起きている腰痛革命を説明するには、電話よりも直接会って、僕のプレゼンを見た方が理解してもらえると思います。放送コードに触れない顔かも確認できますしね。その上で僕を出演させるかどうかを考えてください」

ということで、日帰りで汐留の日本テレビへ行ってきたというわけです。日本テレビでは、世界最新の腰痛診療ガイドラインを紹介し、EBMとは何か、サイエンスとアートのバランスの重要性などを、飲まず食わずで話してきました。

ブログにも書いたように、Eさんはビデオを撮りながら熱心に話を聴いてくださいましたが、途中からNさんという男性ディレクターが加わり、どんどん話がややこしくなって行きました。

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最初の方に出てきた、「発掘!あるある大事典」(関西テレビ)の取材のいい加減さと、放映された番組内容のデタラメぶりを整形外科医の小島央先生に伝えたところ、関西テレビの関係者に抗議してくれたというわけである。

今さら指摘するのも何だが、「発掘!あるある大事典」がどんな番組かは、このサイトを見れば一目瞭然である。ここの管理人はこんな本まで出している。



それはさておき、汐留の日本テレビタワーは新橋駅に直結した地上32階建の高層ビルで、厳しいセキュリティチェックを通り抜け、たしか28階のスポーツ・情報局フロアに通されたと記憶している。

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【日本テレビタワー】

奇しくも地上32階建の品川インターシティA棟28階のオフィスと同じ階である。もしこの高さに慣れていなかったらびびって失禁するところだった。しかし、向かいにそびえ立つ地上48階建の超高層ビルであるところの電通本社の迫力には圧倒されてしまい、どうにもこうにも、なにがなんだか、もうダメだと思った。

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【電通本社ビル】
posted by 長谷川 淳史 at 16:04| 医療システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月30日

テレビ収録騒動記(1)

本日、『心はなぜ腰痛を選ぶのか』の重版決定の連絡が入った(装丁のイメージ画像は近々アップされる予定)。これで第3刷目だ。なかなか重い本であるにも関わらず、ここまで伸びているのはみなさまのご支援の賜物である。この場を借りて心より厚くお礼申し上げたい。本当にありがとうございます。m(_ _)m

ところで、ジオンの系譜番組収録、さらにはドクターチョイス!でも報告したように、昨年は日本テレビの健康情報番組に出演させていただいた。

この詳細は、「テレビ収録顛末記」と題してTMSジャパン会員のみなさまだけにメーリングリストを使って報告したわけだが、「発掘! あるある大事典」における一連の捏造事件が発覚したこともあるし、少々思うところがあって加筆訂正した上でこのブログでも公開することにした。

ただし、くれぐれも誤解してほしくないのは、一方的にテレビというメディアを批判するつもりはないということである。ここに記しておく理由は、この「テレビ収録騒動記」の最後に述べるつもりである。

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昨日、テレビの収録を終えて、今日、戻りました。

ブログでは誰が見ているかわからないので、ネガティブなことは書けません。ですが、会員のみなさまだけには本当のことをここで報告したいと思います。

結論からいうと、バラエティ番組への出演は、金輪際お断りしたいと思いました。

TMSジャパン会員の内視鏡医、町田マキヨ先生がNHKに出演された時は、バラエティ番組ではなくドキュメンタリー番組でしたので、視聴者に正確な情報が伝えられました。しかし、バラエティ番組ではそれが不可能なことが痛いほどよくわかりました。

同じくTMSジャパン会員の整形外科医、小島央先生が関西テレビの関係者に「誤った情報を放送するのはよくない」と抗議した際、「バラエティである健康情報番組を鵜呑みにする視聴者が悪い」という返答をもらったそうですけど、現実はまったくその通りでした。

それから、打ち合わせの段階で口を酸っぱくして注意しておいたにも関わらず、収録中に僕が危惧していた事件が見事に勃発してしまい、最悪の場合、訴訟問題にまで発展して番組自体がボツになる可能性も出てきました。

詳しいことは追々報告していくつもりですけど、今は怒髪天を突く状態なので、もう少し冷静になってからにします。

繰り返しますけど、ブログにはポジティブなことしか書きませんが、僕がブログに書かない限り、オンエアの日にちは掲示板などに書き込まないようにお願いします。現時点ではオンエアされるかどうかも微妙ですし、視聴者に誤った情報と不快感を与える可能性があると思うからです。

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

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収録直後とはいえ、やや感情的な文章になっているところを見ると、よほど腹に据えかねていたのだろう。赤い彗星としたことが、恥ずかしい限りである。

なお、町田マキヨ先生は1月17日放送の「はなまるマーケット」にも出演され、バラエティ番組でありながらも視聴者に有益な情報を伝えておられた。
posted by 長谷川 淳史 at 21:26| 医療システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

技術者から学ぶ

先日の個人治療プログラムで、ある技術者からとても面白い話を聴かせていただいた。それはEBMについて説明していた時だった。

もう耳にタコができるほど聞かされているのでウンザリという方もおられるかと思うが、EBMを正しく理解していない医師の多さに愕然とした出来事があったので、復習の意味も込めてここで簡単に説明しておこう。

EBMは、疑問点抽出文献検索批判的吟味適用性判断という4つのステップから構成されている。

これら4ステップのうち、第1〜第3ステップまでがサイエンスであり、最後の適応性判断がEBMの根幹をなすもっとも重要なアートというステップである。これについてはEBMとは何かをご覧いただきたい。

要するに、「ガイドライン」=「EBM」でないということである。ガイドラインは使いこなすものであって、けっして使われてはいけない。ガイドラインの押し付けは、ドクターハラスメント以外の何物でもないのだ。

EBMとは、最新のガイドラインを熟知した上で、個々の患者の個人的背景と価値観を考慮した医療を行うことである。したがって、同じガイドラインを参考にしたとしても、65億通りの治療法が存在することになる。

これが「医学はサイエンスに支えられたアートである」といわれるゆえんである。何度も繰り返すが、医学は基本的にアートなのだという点を強調しておきたい。

さて、ここまで説明したところで患者さんが微笑んでいるではないか。その理由を尋ねてみると、こんな話をしてくれた。

「われわれ技術屋の世界と同じですね。ある理論に従って緻密な計算の上に設計された製品であっても、最終的には現場の職人さんの目と手が必要になるんです。理論的にはあり得ないはずなんですけど、不思議なことに職人さんのチェックがなければ良い製品は完成しないんですよ」

なるほど、そういうものなのか。世の中には理論や理屈で説明のつかない世界が、他にもたくさんあるというわけだ。いまだに謎だらけの人間を扱っているのだから、当然といえば当然かもしれないけど、この赤い彗星にとってはとても新鮮な驚きを覚えた瞬間だった。

どうやら、学べる材料はどこにでも転がっているものらしい。なんともありがたいことである。
posted by 長谷川 淳史 at 01:16| EBM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

ガンを克服する免疫療法のすべて

2週間ほど前、「ガンを克服する免疫療法のすべて」というサイトの管理人様から相互リンクのお申し出があった。TMSジャパンを見つけてくださった上に、高く評価していただいたことに心から感謝している。

免疫システムはスーパーシステムであり、人体の中でももっとも謎の多い未知の分野である。この赤い彗星のオツムでは到底太刀打ちできない。その分野に果敢に挑戦する心意気には敬意を表したい。

そこで、TMSジャパン⇒「リンク」⇒「現代医学関連」に追加したので、ご確認願えればと思う。

いくら忙しかったとはいえ、リンクひとつに今まで時間がかかってしまったご無礼を、この場を借りて心からお詫びしたい。本当に申し訳ありませんでした。どうかこれを機会に、ご指導ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
posted by 長谷川 淳史 at 09:55| 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

男女対照生体の構造とデザイン

美しい。実に美しい。かつてこれほどアーティスチックな専門書があっただろうか。20年ほど前に出合った名著、カパンディ関節の生理学以来の衝撃だ。

昨年末にエンタプライズが刊行した、アレクサンダー・シアラス『男女対照生体の構造とデザイン』のことである。まずはこれを見てほしい。

4-7825-tt-138_1.jpg
(クリックで拡大表示)

フルボディスキャン、超高倍率顕微鏡、分子モデリングツールなど、最新の画像診断技術とCGを駆使して得られた驚異のフルカラー画像だ。これが男女対照を中心に500点以上も散りばめられている。人類史上初の試みといっても過言ではない。

とにかく驚きの連続である。エンタプライズへ直接注文するのもいいだろうが、とりあえずTMSジャパン⇒「お勧めの本」⇒「現代医学」に追加した。医療関係者の方はもちろんのこと、教育関係者、写真家、芸術家、学生、一般の方にも強くお勧めしたい。

これはお宝である。それこそ将来、プレミアが付くかもしれない。


posted by 長谷川 淳史 at 16:10| 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

プレミア

つい最近、患者さんに指摘されて知ったのだが、『腰痛は<怒り>である・CD付』がどこの書店でも品切れ状態で、3,980円〜4,500円のプレミアが付いているという。絶版にもなっていない2,415円の本に、プレミアが付くものかねぇ。

版元に問い合わせてみたところ、すでに在庫が底をついているという。で、早速ガツンと増刷になった。ありがたいことである。まだまだ死んではいないぞ、赤い彗星は。

それにしても不思議な本だ。腰痛持ちのバイブルと称されたり、海外で翻訳出版されたり、売り上げランキングの新記録を樹立したりと、いろいろな面で驚かせてくれる。これまで一度も感じたことがなかったけど、今頃になってようやく可愛いわが子のように思えるようになってきた。

よくぞここまで立派になってくれたものである。でもそれがプレッシャーになって次の本が書けないじゃないか。と、言い訳をしてみる赤い彗星であった。
posted by 長谷川 淳史 at 18:07| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

補完・代替医療総覧(4)

先日もちらっと書いたが、エンタプライズが発行している「代替医療通信」の最新号が届いた。

「補完・代替医療総覧」という拙い連載の続きをTMSジャパン⇒「パブリシティ」⇒「コラム・その他」に掲載したので、お暇な時にでも御覧いただければ幸いである。

なお、「代替医療通信」は無料で購読できるので、ぜひエンタプライズへ申し込まれることをお勧めしたい。

それにしても、親ビンの連載と並べて掲載してくれるなんて、K・K編集長もなかなか憎いことをしてくれる。納豆の食べ過ぎで持病が悪化して泣きべそかいてたけど、もうそろそろ落ち着いたかな?
posted by 長谷川 淳史 at 00:03| 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

健康情報番組

納豆を食べると痩せるとか痩せないとかで、このところ世間がずいぶん騒がしい。昨年、TMSジャパン会員のメーリングリストで流したように、健康情報番組が信用できないのは解りきっていることなので、今さら大騒ぎするようなことでもないと思うのだが・・・。

とはいえ、まだ解らない人がいるかもしれないので、ここで整理しておこう。1月7日の「発掘! あるある大事典U」は視ていないが、事実は概ねこういうことらしい。

【1】納豆を食べて痩せたことを示す比較写真は、被験者とまったく無関係の写真を使用した。

【2】納豆の研究者ではないテンプル大学のアーサー・ショーツ教授がインタビューを受けている映像を流し、話してもいないコメントを日本語訳で捏造した。

【3】実際にはコレステロール値、中性脂肪値、血糖値を測定していないにもかかわらず、中性脂肪値の高かった被験者2名の数値が正常になったと検査結果を捏造した。

【4】実際には血中イソフラボン値を測定していないにもかかわらず、納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつに分けて食べた場合の比較結果を捏造した。

【5】血液採取はしたものの、実際には血中DHEA量を測定していないにもかかわらず、被験者の検査結果を捏造した。

【6】番組中で使用したグラフの引用法が不適切だった。

こうして列挙してみると、何かとんでもない犯罪が行われたように見えるが、こんなことは日常的に行われていることであり、この赤い彗星にしてみればそれほど驚くに値しない。

なにしろ番組制作会社は、「健康情報番組はあくまでもバラエティであって、ドキュメンタリーではない。したがって、バラエティ番組を鵜呑みにする視聴者の方が悪い」と考えているからである。視聴者であるわれわれは、この点をよく覚えておけばいいだけの話だ。

だが、これまで取材を受けてきた経験から、あえて番組制作サイドの弁護をさせてもらいたい。

そもそもテレビ番組の約90%は下請けの製作会社が作っているわけだが、年々制作費が削られ、納期もだんだん短くなる傾向にあるという。こんな条件下でしっかりとしたリサーチをして番組を作るのは、逆立ちしたって無理ってもんだ。

下請けの番組製作会社は毎日遊んでいるわけじゃない。徹夜しても徹夜しても追いつかないほどの仕事量を抱え、それこそ命を削って死にもの狂いで番組を作っている。だから、そんな彼らをあまり責めないでやってほしい。要は、健康情報番組を鵜呑みにしないということを忘れなければいいのだ。

しかし、今回の事件でちょいとだけ不快だったことがある。それは、これほど大騒ぎになる前から噂になっていた情報リークの問題だ。

同番組がオンエアされる2週間以上も前の2006年12月21日、放送関係者側から大手納豆メーカーと大手スーパーに番組内容が漏れていて、事前に納豆の大量買い占めが行われていたのだ。この影響をもろに受けたのが、中小スーパーや個人商店、ならびに地方都市である。

またここでも強者による弱者いじめがあったというわけだ。情報操作によって弱者が泣かされる。こういうのは不快である。事実無根の捏造番組と同等、いやそれ以上に重大な問題だと思う。ぜひとも真相を究明していただきたい。
posted by 長谷川 淳史 at 18:05| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

素晴らしい笑顔

例によって、東京から帰ると殺人的な忙しさが待っていた。覚悟はできていたのでそれはいい。ただ、メールのお返事ができないのが辛い。お返事をお待ちの方は、もう少しだけお時間をいただきたい。現在、鉢巻をキリリと締めて、死にもの狂いで返信しているところである。

さて、町田マキヨ先生が出演された「はなまるマーケット」はとてもよい番組だった。短い時間ではあったものの、最新の大腸内視鏡検査の意義と心地よさを十二分に伝えていた。専門外のことはほとんどわからないので、よい勉強をさせていただいたと思う。

番組では、どこでも無痛内視鏡検査が受けられるようなことを言っていたが、それは大間違いであることをここで指摘しておきたい。やはり内視鏡検査は田坂記念クリニックなのだ。

それから印象的だったのは、町田先生の素晴らしい笑顔である。「マッチでーす!」とメールが来る時もきっとあの笑顔なのだろう。ずいぶん前に笑顔を忘れてしまった赤い彗星だが、

「お久しぶりです。お元気そうですね」(^-^)

と、テレビに向かってニコッとご挨拶をしてしまった。こういう嬉しい時は自然と笑顔になるものらしい。

笑顔といえば、「代替医療通信」の今月号に、親ビンが「菊地教授のハート to ハート」というタイトルで文章を寄せていた。それも飛びっ切りの笑顔で。やはり一流の人は笑顔が違うのである。

ところで、「はなまるマーケット」のオープニングのタヒチアンダンス。あの映像に目が釘付けになったのは、まさかこの赤い彗星だけではあるまい。アレは痩せるぞ。納豆より効果があるに違いない。やってみるか?
posted by 長谷川 淳史 at 11:17| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

悩み

ひとつ悩んでいることがある。何年も前から抱えている悩みなのだけれども、いまだに解決する気配がないので少々不安になってきた。

それは例の鉢巻である。この赤い彗星、どういうわけか外出時以外は鉢巻を締めなければならない。タオルが一番のお気に入りだが、何ならバンダナでもネクタイでもいい。とにかく鉢巻で前頭骨と側頭骨を締め付けなければ生きていけないのだ。

最初に気づいたときは、気合を入れてパソコンに向かうために必要なのだと思っていた。しかし、今では外出から帰るとすぐに鉢巻を探す。何をおいてもまずは鉢巻だ。鉢巻を締めなければ心細くてたまらない。

これって病気なのだろうか。鉢巻依存症って存在するのだろうか。オステオパシーやカイロプラクティックの専門家なら頭蓋縫合の問題、蝶形骨の問題だというかも。おそらく頭髪にも悪い影響があるに違いない。

ちょっと不安になったので、コンビニでプラチナ入りヨーグルトを買って食べた。まだ効果は感じられないが、もしかすると鉢巻依存症に効くかもしれない(何を根拠に?)。

ところで、金箔は食ったことがあるけど、いつからプラチナが食えるようになったんだろう。次は銀か? それとも銅? 健康のためなら命もいらないというお国柄である。何を食い始めるかわかったもんじゃない。

あ〜またひとつ悩みが増えてしまった。
posted by 長谷川 淳史 at 09:11| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

放送日変更

町田マキヨ先生が出演される「はなまるマーケット」の放送日が変更になった。

それがなんと、明日なのである。

この赤い彗星、リアルタイムでは観られないけど、なんとかして録画しようと思う。

以上、取り急ぎお知らせまで。
posted by 長谷川 淳史 at 10:22| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

無痛大腸内視鏡検査

ビッグニュースが舞い込んできた。わが国が誇る内視鏡のスペシャリストのひとり、田坂記念クリニックの町田マキヨ先生がテレビ出演することになった。1月19日の「はなまるマーケット」(TBS系列)で、最新の無痛大腸内視鏡検査を披露してくれるのだ。

内視鏡検査といえば、胃にしても大腸にしても、いまだに苦しいというイメージを持っている人が多いかと思う。しかし、最近の内視鏡検査は苦しいというより、どちらかというと気持ちのいい検査といえるだろう。

もちろん、従来の時代遅れの内視鏡検査を行っている内視鏡医は論外だが、高度な技術を身に付けた名人クラスの内視鏡医による検査はとても心地がいいのである。

そんな名人クラスの町田マキヨ先生は、毎日の診療のほかに後進の指導にも身を削っておられる。また、TMSジャパン会員としてこの赤い彗星を力強く支えてくださってもいる。こんな光栄なことがあるだろうか。町田先生のご活躍ぶりがとても誇らしい。

ただでさえ全国から患者さんが集まってきて忙しいのに、これ以上負担をかけたくないという気持ちはあるものの、消化器(胃や大腸)に不安を抱えている患者さんには、町田先生の診察を受けて安心するように勧めている。

代々木駅のすぐそばなので、東京周辺にお住まいの方は気軽な気持ちで相談されるとよいだろう。最先端の設備と技術で内視鏡界をリードする国内トップレベルの医療とはどんなものか。きっとあらゆる面で驚かされると思う。

ともあれ、1月19日の「はなまるマーケット」(TBS系列)、乞うご期待!
posted by 長谷川 淳史 at 10:39| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月10日

今年の目標

ちょいと遅くなったが、新年を迎えたことでもあるので今年の目標について述べてみたい。

第1目標は、かねてからの悩みの種だった新刊を出すこと。依頼されてからもう3年も経過しているのだから、石にかじりついてでも、岩に爪を立ててでも達成させてみせる。赤い彗星をなめてもらっては困る。通常の3倍のスピードはダテじゃないのだ。

第2目標は、今よりほんの少しだけ健康になる。こういう非具体的な目標はよくないのだが、普通の人よりかなり弱っているのはたしかで、せめて60歳くらいの体力まで戻したい。

以前にも書いたように、遺伝的因子以外に危険因子のない岸見一郎先生が心筋梗塞で倒れた。ステント留置も予想したほどの効果がなく、今年はバイパス手術を行なうことになるだろう。ろくに外出もせず、不眠不休で原稿を書き続けたダメージが大きかったのだ。

実は、この赤い彗星も数年前からちょいとヤバイ。ただちに薬物療法を開始する必要があり、このまま放置すると10年以内に30%以上の確率でアタックに襲われるというエビデンスがある。時限装置が起動してカウントダウンが始まっているというわけだ。

しかし、まだそんな年齢でもないので無視を決め込んでいたのだが、今日、主治医にそれがバレてしまった。

「ダメダメダメ、これはダメ。薬を出しますので直ぐに治療を始めましょう」

「あのう・・・もう少し様子を見るという選択肢はありませんかねぇ。新刊さえ出してしまえば大きなストレスがひとつ減るんですよ。それまで治療開始は待てないでしょうか。あとひとつだけ修羅場を乗り越えれば落ち着くと思うんです」

「その修羅場の真っ只中で倒れたらどうするんですか!」

「わかりました。お手柔らかにお願いします(へいへい、さようでございますか。それでは仰せのとおりに)」

首根っこを捉まれてそこまでバンバン言われると、患者という立場では抵抗できない。覚悟を決めて治療を開始することにした。これからいろんな検査をしていくんだろうけど、できれば時間を浪費したくないなぁ。

てなわけで、今年は少し健康になることになった。これで数年ほど寿命が延びるだろう。ありがたいことである。現代医学の発展に心から感謝したい。
posted by 長谷川 淳史 at 17:26| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

ブログの目的

平田大治氏の集計によると、ブログの平均寿命は38.2日、平均投稿間隔は3.6日、三日坊主率は47%、60日以上生き残っているブログは25%だという。

そういうことなら、このブログはまぁまぁかなと思う。ただ、新たにここにたどり着いた方も大勢いるようだから、改めてこのブログの目的を確認しておきたい。

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【1】更新履歴
説明するまでもないだろう。読んで字の如し。そのまんま。

【2】備忘録
これも読んで字の如しだが、各カテゴリーに関連したメモ帳として活用する。独り言の方が多くなるかもしれないけど、当サイトを訪れたお客様にとっても何かの参考になれば幸いである。

【3】掲示板に書き込んでくださる方々への感謝の気持ち
忙しさのあまり掲示板にはほとんど書き込めない状況が続いている。それにもかかわらず、相談に訪れたお客様を勇気づけ、励まし、安心感を与えてくれている方々に対し、何ひとつ恩返しができないのが悔しくてならない。おそらく孤独感や無力感に苛まれている人が大勢いるのではないだろうか。ひとつひとつの書き込みにお礼の言葉を書き込みたいほど感謝しているのに、それができない自分自身に腹が立つ。ならば、せめてこの赤い彗星がいつも傍にいることを、そしていつも感謝していることを、このブログを通して感じてほしい。ニュータイプなら感じてみせろ!
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以上がブログをスタートさせた日に書いた目的である。

また、このブログの機能もおおいに活用していただきたい。左側に並んでいる「記事検索」「カテゴリ」などを利用して、必要な情報にアクセスしていただければ幸いである。せっかく慢性腰痛の治療に欠かせない情報があるのに、探し出せないのでは意味がない。どうかいろいろと試していただきたい。まだまだ情報不足ではあるものの、何かの手がかりにはなると思う。
posted by 長谷川 淳史 at 10:35| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月02日

出足は上々

今年も無事にロケットスタートができた。おかげでプリンタが壊れちゃったけど、まだ保証期間内なので無料で修理ができる。ありがたい。

それにしても、パソコンもずいぶん便利になったものだ。ブラウザを4つ、アプリケーションを5つ、すべて同時に立ち上げて作業していても落ちないなんて、数年前までは考えられなかった。

友人の勧めで嫌々パソコンを買った時はまだMS-DOSだった。マウスも使えず、わけのわからないコマンドを打ち込んでいたのが、つい昨日のことのように思える。

当時は、ひとつのソフトをインストールするのに、40〜60枚のフロッピーディスクを3時間以上かけてインストールしていたものだ。途中でトラブって泣いたことや激怒したことが何度もある。

Macユーザーのパソコンはよく見ていたものの、Windowsが登場した時の衝撃の大きさには計り知れないものがあった。MS-DOSとはまるで違うWindowsの美しい画面に、度肝を抜かれたのである。

その後、当時の担当編集者の勧めで嫌々インターネットに接続した。ブロードバンドがなかった時代だったので、今とは比較にならないほど遅かったが、メールが使えるようになったし一気に視野が拡大した。

そして今では、広大なネットの海原へ漕ぎ出すことができる。なんともありがたい時代に生まれてきたものだ。これを奇跡といわずに何といおう。

とはいえ、ネットの海を旅するといっても、ほとんどの時間がゴミ箱あさりに費やされる。しかし、けっして諦めることなく丹念に探せば、必ずダイアモンドを見つけられるはずだ。そう信じて今日もネットの海へダイブしている。

ごくたま〜に、自分が今どこにいるのかわからなくなるけど、ネットの海はとてつもなく広大だ。宇宙のように果てしない。
posted by 長谷川 淳史 at 09:52| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

TMSジャパン会員のみなさまをはじめ、掲示板で慢性疼痛に苦しむ方々を勇気づけてくださるみなさま、昨年中は、さまざまな形で温かいご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。

今年もこうして無事に新しい年を迎えることができましたのも、すべてはみなさまのお力添えの賜物と、感謝の気持ちでいっぱいです。あらためて心より厚くお礼申し上げます。

みなさまの温かいお心遣いに対し、何ひとつご恩返しができないことが悔しくてなりません。しかし、今年もなお一層精進してまいる所存でございます。まだまだ勉強不足で未熟者ではございますが、もしよろしければ、昨年同様、今年もご指導ご鞭撻のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、みなさまのご健康とご多幸を心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。m(_ _)m
posted by 長谷川 淳史 at 00:24| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする