引っ込み思案で人嫌いなところのある赤い彗星だが、昨年は積極的に人と会うように心がけてきた。その甲斐あって、多くの素晴しい人たちに出会うことができた。本当にありがたいことである。心から感謝している。
そこで調子に乗った赤い彗星は、誘われても欠席し続けていた野球部の同窓会(1月)とクラス会(2月)に顔を出してみた。帰宅してから仕事はするんだし、数時間だけパソコンを離れても罰は当たらないだろうと思ったのと、毛髪が一本でも残っているうちにみんなに会っておこうと考えたからだ。
高校を卒業して以来、実に30年ぶりの再会となる。旧友に会うのはさぞかし楽しかろうとちょっぴり期待。
野球部の連中は、現役で高校野球の監督をやっている奴を除き、ほぼ全員がひと回りもふた回りも体型が大きくなっていた。「お前らは風船か?」「どこの力士だ?」と目糞が鼻糞を笑う。
それにしても、話がかみ合わないのは辛かった。総務省の調べによると、わが国のインターネット利用者数は8500万人を超え、人口普及率は66.8%に達しているというのに、インターネットを使える奴は2〜3人しかいないときた。さすがだ。かつてスポーツ名門校といわれただけのことはある。
こうなると、この赤い彗星が何をやっているのか誰も知らないし、共通する話題が少ないので会話が成り立たない。これには参った。自分がどれほど専門バカになっているのかを思い知らされたわけだ。
この赤い彗星、やっぱり大勢の人間と会うのは苦手らしい。だから今回は最初で最後の同窓会になるだろう。
でも一番ショックだったのは、自殺した者が2名、交通事故による脊髄損傷が1名(4人の子持ち)、火災で2人の子供を一度に失った者までいたことだ。をいをい、勘弁してくれよ。しんみりしちまうじゃねぇか。
「今日がどんなに胸くそ悪い1日だったとしても、それは昨日死んでいった人々が痛切に生きたいと願った明日なんだ」と誰かが言っていた。
今こうしている間にも、死と闘っている勇敢な戦士たちが大勢いる。それを考えると今日という日を大切にしなければと思う。そのうちまたNICU(新生児特定集中治療室)でも覗いてこようかな。
posted by 長谷川 淳史 at 17:15
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