2017年01月02日

腰痛治療の新常識―373―

慢性関節リウマチでNSAIDを服用している患者8843名を対象にしたRCT(ランダム化比較試験)の結果、75歳以上・消化管出血の既往・消化性潰瘍の既往・心疾患の既往が胃腸合併症の危険因子として判明したが、ミソプロストールは合併症を予防できる。http://1.usa.gov/RBKkiX

腰痛治療による死亡率がもっとも高いのは手術・注射・感染症・麻薬ではなく、ごく普通のNSAID(非ステロイド系消炎鎮痛剤)の胃腸合併症です。しかしRCT(ランダム化比較試験)によってミソプロストール(潰瘍予防薬)がその合併症を防いでくれることが明らかになったわけです。

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posted by 長谷川 淳史 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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