2017年01月19日

あんど・まーさ

佐賀県佐賀市に井雅代(い・まさよ)先生が代表取締役を務める株式会社エコール・ジ・マーサ『あんど・まーさ』という名のピラティス・ヨガスタジオがあります。

人間環境学修士・健康運動指導士・ヘルスケアトレーナー・日本エアロビックフィットネス協会エグザミナー・日本エアロビックフィットネス協会ディレクター・健康医科学協会ボールエクササイズスペシャリスト・日本マタニティビクス協会ゴールドインストラクター・国際救急救命協会インストラクター・FTPピラティスアドバンスマスタートレーナー・FTPジャパン教育ディレクターである井雅代先生は、九州大学非常勤講師・ヘルスエイジング協会代表・一般社団法人健康医療医学会理事・一般社団法人ここからだ顧問として多くの方々のヘルスエイジングライフを応援し続けておられます。

井雅代先生ご自身も全国各地でワークショップや講演をされているのですが、過去の『TMSジャパン・メソッド』のDVDを購入してくださった上に、先日の福岡腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド2017』にまで足を運んでくださり、直接お会いできて大変光栄に存じております。

そんな井雅代先生がこの度、TMSジャパン会員となってお力を貸してくださることになりましたので、『あんど・まーさ』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきました。お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

井雅代先生、この度はご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者でございますれば、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

根拠に基づく腰痛治療―20―

■椎間関節症候群への注射療法に関する論文を厳密に分析した結果、椎間関節内へのプラシーボ(生理食塩水)注射は、ステロイド剤や局所麻酔剤と同等の改善効果があることから、椎間関節症候群という病名自体が神話の可能性がある。http://1.usa.gov/nVAtNd

■坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者60名を対象に、ラブ法群と顕微鏡下髄核摘出術群の術後成績を1年間追跡したRCTによると、術中の出血量、合併症、入院日数、欠勤日数、改善率など、いずれも両群の間に差は認められない。http://1.usa.gov/p43qmF

■腰下肢痛を訴える椎間板ヘルニア患者52名を対象に、ラブ法群とキモパパイン注入群の術後成績を1年間追跡したRCTによると、ラブ法群は85%でキモパパイン群は46%の改善率だった。腰痛の改善率も特にラブ法群が優れていた。http://1.usa.gov/ofd8E8

■坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者141名を対象に、キモパパイン注入群と経皮的髄核摘出術群の術後成績を1年間追跡したRCTによると、6ヶ月後と1年後のどの時点においても改善率はキモパパイン注入群の方が優れていた。http://1.usa.gov/n4KLZQ

■坐骨神経痛を訴える椎間板ヘルニア患者126名を対象に、保存療法群とラブ法群の治療成績を10年間追跡したRCTによると、1年目まではラブ法群が優れていたが4年目以降は両群間に差はなくなっていた。長期成績は両群とも同じ。http://1.usa.gov/pbjVPJ

■椎間板ヘルニアに対する手術に関する論文81件を分析した結果次の6点が判明した。(1)椎間板ヘルニアが確認された2ヶ月間の保存療法に反応しない坐骨神経痛患者はそのまま保存療法を続けるよりラブ法を実施した方が早く改善する。http://1.usa.gov/q1HPOA

■(2)4年〜10年の長期成績という観点から見るとラブ法と保存療法の効果に差は認められない。(3)顕微鏡下髄核摘出術と経皮的髄核摘出術が腰痛に効果があるという証拠はない。(4)経皮的髄核摘出術はラブ法より再手術率が高い。http://1.usa.gov/q1HPOA

■(5)椎間板摘出術は比較的安全な治療法とされているが、これまで考えられていた以上に再手術を必要とする例が多い。(6)椎間板ヘルニアに対する手術成績は、心理社会的因子の影響を強く受けている。http://1.usa.gov/q1HPOA

■椎間板摘出術が予定されていた腰下肢痛患者84名の治療成績を、神経学的所見、SLR、画像所見、心理テストの4項目で比較した結果、治療成績と最も関係が深かったのは、理学所見や画像所見ではなく心理テストだったことが判明。http://1.usa.gov/qMXXcm

■椎間板摘出術を受けた患者46名を2年間にわたって追跡調査した結果、職場復帰には心理的因子(抑うつ状態)と職業上の心理社会的因子(職場での精神的ストレス)が深く関与していて、画像所見や臨床症状は無関係であることが判明。http://1.usa.gov/osP4XY

posted by 長谷川 淳史 at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個人治療プログラム

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患ではマンツーマンで膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談や質問をしたいというご要望にお応えするために、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。どうぞお気軽に遊びに来てください。

個人治療プログラム

【日 時】2月14日(火)・15日(水)・16日(木)⇒コンド恵比寿702号室

r_b-2 (1).jpeg xlarge_731e6cc4-e17e-4f1c-ba4e-196d00d07a9b (1).jpg

【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【日 時】3月14日(火)・15日(水)・16日(木)⇒コンド恵比寿702号室

r_b-2 (1).jpeg xlarge_731e6cc4-e17e-4f1c-ba4e-196d00d07a9b (1).jpg

【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談や質問をしたいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、ゆっくり世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

posted by 長谷川 淳史 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。