2017年04月28日

整骨院ふじた

福岡県春日市に藤田東志(ふじた・とうし)先生が院長を務める『整骨院ふじた』があります。

福岡柔道整復専門学校柔道整復科を卒業されたのち、『こころとからだのはり灸整骨院』と『医療法人堺整形外科医院福岡スポーツクリニック』で臨床経験を重ねてきた藤田東志先生ですが、この度、東大阪にある『ひがし整骨院』の東剛士院長のご紹介でTMSジャパン会員となってお力を貸してくださることになりました。そこで『整骨院ふじた』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきました。お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

藤田東志先生、この度はご入会くださいまして誠にありがとうございました。5月14日の大阪腰痛治療セミナーにも福岡から飛んできてくださるとのこと、お会いできるのを楽しみにしております。また、リンクが遅れてしまいましたことを心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者でございますれば、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

根拠に基づく腰痛治療―36―

■重症の腰痛に対する麻薬の投与に関しては、さらなる調査と管理による支援が必要で推奨しない(★)。ベンゾジアゼピンには習慣性と依存性という重大なリスクがあるため推奨しない(★★)。http://amzn.to/Hk8veA

■急性腰痛に対する経口また静脈内コルヒチンの有効性を示すエビデンスは限られているか矛盾したエビデンスしか存在せず、重篤な副作用の危険性が報告されている(★)。http://amzn.to/Hk8veA

■経口ステロイドは急性腰痛に有効ではないという限られたエビデンスがある(★★)。経口ステロイドによる重篤な副作用は長期使用によって生じる危険性があるものの、短期使用によって副作用が生じる危険性はきわめて低い(★)。http://amzn.to/Hk8veA

■腰痛や坐骨神経痛に対して牽引を用いた安静臥床は無効だというエビデンスがあり、特に安静臥床には関節のこわばり、筋肉の衰弱、骨密度の低下、床ずれ、血栓塞栓症といった合併症を引き起こす危険性がある(★★)。http://1.usa.gov/Jxsprd

■全身麻酔下における脊椎マニピュレーションが有効だというエビデンスはなく、重篤な神経障害を誘発するリスクが増大する(★)。http://1.usa.gov/LF3JIJ

■ギプスジャケットが急性腰痛や坐骨神経痛に有効だというエビデンスはなく、脊椎のこわばり、筋肉の衰弱、ギプスによるただれ、呼吸器系の合併症を誘発することがあり、心理社会的影響も大きい(★)。http://amzn.to/Hk8veA

■耐え難い腰痛を訴える椎間板に起因する腰痛患者は、手術を受けなくても3年後には68%が改善し、労災補償患者でさえ80%が改善していた。改善率が68%を超えられないのであれば、ある治療法を椎間板変性腰痛に実施すべきでない。http://1.usa.gov/LPB9IN

■硬膜外ステロイド注射は坐骨神経痛患者の費用対効果の高い治療法とされてきたが腰椎や仙骨への硬膜外ステロイド注射に関する二重盲検比較試験はなく、坐骨神経痛に対して有効性を示す根拠がないためオーストラリアでは使用制限を検討。http://1.usa.gov/Kyps98

■AHCPRが1994年12月に『成人の急性腰痛診療ガイドライン』を発表した翌年の1995年1月、カナダのケベック特別調査委員会が『むち打ち関連障害の診療ガイドライン』を発表しています。これからその勧告を紹介します。http://1.usa.gov/LYNegq

■むち打ち症は自動車の追突事故などで頚部に過伸展と過屈曲が加わって生じる外傷性頚部症候群であり、損傷の程度によって無症状のものから骨折や脱臼による脊髄損傷に至るまで様々であるがゆえに、むち打ち症の捉え方にばらつきがある。http://1.usa.gov/LYNegq

posted by 長谷川 淳史 at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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