2010年05月14日

攻殻機動隊と新型腰痛

先月のことです。理学療法士であるKAZZ先生のブログで、『攻殻機動隊』の連載が始まるのを知りました。掲載誌は『月刊ヤングマガジン』(5月5日号)。

昼食のおにぎりを買おうとセミナー直前に立ち寄った六本木のコンビニでそれを思い出し、迷いに迷った末にその『月刊ヤングマガジン』を購入しました。で、ようやく今、『攻殻機動隊』に目を通したところです。

新連載ということなのでまったく新しいストーリーかと思いきや、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』をモチーフにした「STAND ALONE COMPLEX」の第2話からスタートするという意外な展開。

さらに意外だったのは、『タチコマなヒビ』という連載もあったことです。トグサが愛用しているリボルバーのマテバ2006や、少佐のツァスタバCZ100(『マトリックス・リローデッド』でモーフィアスが使っていたグロックそっくり)の解説、そして『マトリックス』でネオが受け取った銃がツァスタバCZ99だったなど、そこまでパクルかウォシャウスキー兄弟という興味深いお話が。

これからどんどん面白くなっていきそうなんですけど、いかんせん少佐(田中敦子大先生)の声が聴けません。これは寂しすぎます。バトー(大塚明夫)にしろトグサ(山寺宏一)にしろ、とにかく声が聴きたい愚拙なのでございます。ですから、引き続き『月刊ヤングマガジン』を読む気持ちが起こらないのです。

とはいえ、数多くのハリウッド映画に多大なる影響を与えた『攻殻機動隊』を知るには良い機会だと思います。社会学者の宮台真司先生もハマった『攻殻機動隊』の初心者にはお勧めです。

ところで「新型腰痛」ってナニ? バカバカしい! 「ヨーロッパガイドライン」を引用しておきながら、その勧告を真っ向から否定しくさって恥ずかしいと思わないのか? それに腰痛の85%が原因不明といったのは、「ヨーロッパガイドライン」でも菊地臣一親ビンでもなく、オランダのvan Tulder MWらの研究チームです。日本のマスコミもここまで堕ちると、かえってすがすがしい気分でございます。

posted by 長谷川 淳史 at 09:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おや。
読まれましたか!

「攻殻機動隊」はストーリー同じなんですよね!
ただ、本能が・・・というかゴーストが囁くんですよね・・・
「これ買っとけ」って(笑)。

僕も引き続き『月刊ヤングマガジン』を買うかはわからないのですが、コミックは買ってしまいそうです!


「新型腰痛」・・・見るのを忘れたのですが、それで良かったみたいですね。

ただ、多くの方々はそれを見て、流された情報を鵜呑みにしているのでしょうけども・・・
Posted by kazz at 2010年05月14日 22:08
僕もゴーストの囁きには逆らえませんでした。

コミックは買いでしょう。お宝になります。

健康情報バラエティ番組は観ない方がいいですね。国民に毒をばら撒く日本という国が信じられません。
Posted by 長谷川淳史 at 2010年05月15日 15:51
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