2012年02月22日

根拠に基づく腰痛の原因と治療―28―

■7:筋弛緩剤は患者の30%に眠気やめまいなどの副作用が現れるため、筋弛緩剤を選択肢の一つとして使用する場合は、他の薬物療法で生じ得る副作用のリスクを考慮して処方すべきである(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■8:オピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)は限定的に使用されるのであれば急性腰痛患者の治療において選択肢のひとつとなるが、他の薬物療法で生じ得る副作用のリスクを考慮して処方すべきである(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■9:オピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)は、腰痛疾患の症状緩和においてアセトアミノフェンやアスピリン、あるいは他のNSAIDといった安全な鎮痛薬より効果的とは考えられない(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■10:医師はオピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)の反応時間の遅延・判断力の低下・眠気といった副作用によって、35%の患者が早期に服用を中断していることを知っておくべきである(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■11:患者は身体的依存および車の運転や重機の操作など、オピオイド鎮痛薬(麻薬系鎮痛剤)の使用と関連付けられている副作用のリスクについて警告を受けるべきである(確証度C)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■12:経口ステロイド剤(ステロイド系抗炎症薬)は急性腰痛の治療として推奨できない(確証度C)。13:経口ステロイドによる重大な副作用のリスクは長期間の服用や短期間の大量服用と関連している(確証度D)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■14:コルヒチン(痛風発作を抑える薬)の有効性を示す確たる証拠はなく、強い副作用の危険性があることから、急性腰痛患者(ぎっくり腰)の治療にコルヒチンは推奨できない(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■15:抗うつ剤は急性腰痛患者(ぎっくり腰)の治療に推奨できない(確証度D)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■【保存療法】1:脊椎マニピュレーション(カイロプラクティックなど)は神経根症状のない急性腰痛患者(ぎっくり腰)に対して発症後1ヶ月以内に用いられれば症状が改善する可能性がある(確証度B)。http://1.usa.gov/uhlYSO

■2:進行性あるいは重大な神経学的欠損(知覚麻痺・筋力低下など)が認められる場合、脊椎マニピュレーションを行なう前に危険な神経学的問題を除外するために適切な診断評価が必要とされる(確証度D)。http://1.usa.gov/uhlYSO

posted by 長谷川 淳史 at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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