2016年11月18日

腰痛治療の新常識―358―

【外科手術】グレード1と2に外科手術の適応はない。外科手術は一部のグレード3、すなわち保存療法に反応しない持続的な腕の痛みか、急速に進行する神経麻痺があるWAD(むち打ち関連障害)患者に限定されるべきである。http://1.usa.gov/LYNegq

ここでWADのグレードを復習しておきましょう。【グレード1】頚部痛・凝り・圧痛のみで理学所見に異常なし。【グレード2】頚部の症状に加えて筋骨格系所見(可動域制限・圧痛点など)あり。【グレード3】頚部の症状に加えて神経学的所見(深部腱反射の低下や消失・筋力低下・知覚障害など)あり。【グレード4】頚部の症状に加えて骨折か脱臼あり。

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posted by 長谷川 淳史 at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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