2017年01月28日

腰痛治療の新常識―382―

慢性リウマチ患者18名の疼痛や機能障害などと患者が住んでいる地域の気圧・気温・湿度を分析した結果、患者の症状と気象条件との間に関連性は認められなかった。これまで天候が関節痛に影響するという結果が得られた研究はない。http://1.usa.gov/RNYAB5

これは「選択的関連付け」と呼ばれる現象です。すなわち、慢性関節炎の患者さんは、症状が悪化した時には天候の変化に気づくものの、症状が安定している間は天候を気にしないのです。症状が現れる時期は、痛みが和らいでいる時期よりも印象に残りやすいので、患者さんはその時に起こった偶然の出来事をよく覚えている可能性が高いというわけです。

国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトに引用先のURLごとコピー&ペーストして、情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。

posted by 長谷川 淳史 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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