2017年02月18日

腰痛治療の新常識―390―

腰痛患者41名と健常者46名を対象に二重盲検法を用いてサーモグラフィー、Spinoscopy、Triaxial dynamometryの診断精度を比較した結果、サーモグラフィーには臨床上の価値がほとんどないことが判明。http://1.usa.gov/NJQgGe

これは腰痛があるのに健康なふりをした群と健康なのに腰痛があるふりをした群に分けて、3つの診断装置が被験者の嘘を見破れるかを比較した興味深い研究です。いずれにしても、サーモグラフィーが腰痛の診断に有効だとするエビデンスはありません。

国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトに引用先のURLごとコピー&ペーストして、情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。

posted by 長谷川 淳史 at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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