2017年07月01日

根拠に基づく腰痛治療―47―

■【腰痛について明らかになっていること】★腰の痛みやうずきは通常、重い病気によるものではない。★ほとんどの腰痛は速やかに治まり、少なくとも通常の生活ができる程度になる。★放置しない限り腰痛で体が不自由になることはない。http://1.usa.gov/12Nesga

■★腰痛を起こした人の大半は2年以内に再発するかもしれない。しかしこれは腰痛が深刻な病気であるという意味ではない。再発のない時期には、ほとんどの人が通常の日常生活を送ることができるし、症状もほとんどない。http://1.usa.gov/12Nesga

■★痛みが非常に強くなることがあり、しばらくの間はやや活動を控えなければならない場合もある。しかし1日〜2日以上の安静は有効ではなく、かえって回復を遅らせることになるため、できる範囲内で身体を動かすようにする。http://1.usa.gov/12Nesga

■★人間の腰は動かすように出来ている。通常の活動に戻るのが早ければ早いほど腰の状態も早く改善する。★最善策は、痛みがあっても身体を動かし、普段どおりの日常生活を続けることである。http://1.usa.gov/12Nesga

■【この指針に従えば必ず楽になる】★出来るだけ普段どおりの生活をすること。そのほうがベッドで安静にしているよりずっと良い。★毎日身体を動かすこと。それで症状がひどくなることはない。ただし重い物を持つことだけは避ける。http://1.usa.gov/12Nesga

■★体調の維持に努めること。ウォーキング、サイクリング、スイミングは腰の運動になり気分も晴れる。腰の状態が良くなってからも続けること。★運動は徐々に始めて毎日少しずつ増やしていくこと。改善していくのが分かるだろう。http://1.usa.gov/12Nesga

■★仕事を続けるか、もしくはできるだけ早く仕事を復帰すること。必要ならば1〜2週間は軽い仕事を担当する。★我慢強くなること。しばらくの間、うずくような痛みや刺すような痛みがあるのは異常ではない。http://1.usa.gov/12Nesga

■★すぐに鎮痛剤に頼らないこと。前向きな気持ちで自分で痛みをコントロールすること。★家に閉じこもったり、自分の楽しみをあきらめたりしないこと。★心配しないこと。寝たきりになってしまうわけではない。http://1.usa.gov/12Nesga

■★腰痛に関する恐ろしい噂話に耳を貸さないこと。ほとんどは根拠がない。★気が滅入りそうな日でも、ふさぎこまないこと。★前向きで活動的でいること。そうすれば早く回復するし、その後の問題も少ないだろう。http://1.usa.gov/12Nesga

■ランダムに抽出した医師342名を対象に急性腰痛診療ガイドラインが与える医療サービスへの影響について調査した結果、医療制度が障害となって必ずしもガイドラインに従った適切な医療が行なわれていないことが明らかとなった。http://1.usa.gov/WeuN72

posted by 長谷川 淳史 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック