2015年02月09日

さくら治療院

東京都新宿区に川口陽海(かわぐち・はるみ)先生が院長を務める『さくら治療院』があります。

鍼灸師で産業カウンセラーでもある川口陽海先生は、「身体心理療法・ソマティクス」という新たな取り組みで、心身を統合させるべくさまざまな技法を駆使して患者さんの治療にあたっておられます。

そんな川口陽海先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになりました。そこで『さくら治療院』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

川口陽海先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

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2015年02月01日

大阪腰痛治療セミナー

5月に大阪で腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を開催することになりましたので、2月・3月・4月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

世の中には腰痛や坐骨神経痛の治療法が星の数ほどあるにも関わらず、患者は減るどころか増加の一途を辿っています。なぜなら、不適切な医療が行なわれているからだと世界各国の腰痛診療ガイドラインは指摘しています。

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改め、より効果的で費用のかからない21世紀の治療を始めませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

TMSジャパン・メソッド

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【内 容】拙著を読んでもまだ回復しない腰痛・下肢痛患者(できれば家族と共に受講するのが望ましい)ならびに医療関係者を対象としたセミナーで、現時点で世界最新の腰痛診療ガイドラインの勧告(サイエンス)とアートを統合した実践的治療プログラムです。

    T 情報の真偽を見抜く
    U 根拠に基づく医療
    V 新たなる腰痛概念
    W 新たなる治療戦略
    X 物語に基づく医療
    Y 攻めの医療へ向けて


受講者特典としてバインダー付きテキストの他にTMSジャパンが販売しているDVDをすべて5千円で提供させていただきます。また、TMSジャパン会員にはご希望によりパワーポイントのデータを無料で差し上げます。こちらにある受講者の声も参考にしていただいて、ぜひ腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を体験してみてください。

第152回(東京:定員30名)
【日 時】2015年2月15日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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第153回(東京:定員18名)
【日 時】2015年3月22日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第154回(東京:定員18名)
【日 時】2015年4月19日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第155回(大阪:定員27名)
【日 時】2015年5月10日(日)  10:00〜17:00
【会 場】大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 8F 会議室801 

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なお、席に限りがございますので、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。


また、東京まで来られないという方のために腰痛治療セミナーを収録したDVDをご用意しております。選択肢のひとつとして考えていただければ幸いでございます。

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2015年01月21日

3月の個人治療プログラム

3月の個人治療プログラムが決まりましたので2月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】2月17日(火)・18日(水)・19日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

【日 時】3月17日(火)・18日(水)・19日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

posted by 長谷川 淳史 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月01日

新春お年玉キャンペーン

愚拙のような凡人がここまで続けてこられたのは、TMSジャパン会員をはじめとした数多くの方々の温かいご支援があったからに他なりません。改めて心より厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

そこで感謝の気持ちを込めて、1月1日から31日までの1ヶ月間、腰痛治療セミナーや講演会を収録したDVDを20%引きで提供させていただきます。

東京のセミナー会場まで足を運べない方は、ぜひこの機会をご利用ください。少しでもお役に立てれば幸甚でございます。

posted by 長谷川 淳史 at 00:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

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昨年中は、心のこもった励ましやご支援をいただき誠にありがとうございました。こうして無事に新年を迎えることができたのも、すべては皆さまのご理解と温かいお心遣いがあったればこそ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

いただいた数々のご恩に報いるためにも、これからもなお一層精進してまいる所存でございますれば、本年もご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

最後に、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

ありったけの感謝を込めて。

長谷川 淳史 九拝


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2014年12月30日

伸び代(のびしろ)

今年も残り少なくなってまいりました。ジョン・ラボックが「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」と述べているように、自分はこの1年で僅かでも成長しただろうか、まだ伸び代は残っているだろうかと考えてしまいます。なぜなら、人の思考力やその柔軟性は歳とともに衰えていくことが科学的に証明されているからです。

ところが幸運にも、今年は数多くの発見がありました。より正確にいうと、医療の分野には課題が山積している事実を再確認しただけの話です。それでも何も気づかず視野狭窄や思考停止に陥るよりまだマシだと考えようと思います。もしかしたら少し伸び代が残っているのかもしれません。ありがたいことです。

1月1日(木)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


posted by 長谷川 淳史 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

アーチ整体

神奈川県川崎市に鈴木治斗(すずき・はると)先生が院長を務める『アーチ整体』があります。

ACM認定カイロプラクターでスポーツトレーナーでもある鈴木治斗先生は、一人一人の身体の状態、症状に合わせた「気持ちいい」施術で患者さんの治療にあたっておられます。

そんな鈴木治斗先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになりました。そこで『アーチ整体』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

鈴木治斗先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

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2014年12月26日

文元堂

大阪府大阪市に文元康二(ふみもと・こうじ)先生が院長を務める『文元堂』があります。

柔道整復師で鍼灸師でもある文元康二先生は、身体の外側だけではなく、身体の内と外、心と体の両面をみる治療を行なっております。

そんな文元康二先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになりました。そこで『文元堂』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

文元康二先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

2月の個人治療プログラム

2月の個人治療プログラムが決まりましたので1月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】1月13日(火)・14日(水)・15日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

【日 時】2月17日(火)・18日(水)・19日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

posted by 長谷川 淳史 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月18日

3月の腰痛治療セミナー

来年3月の腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』が決まりましたので、1月と2月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

世の中には腰痛や坐骨神経痛の治療法が星の数ほどあるにも関わらず、患者は減るどころか増加の一途を辿っています。なぜなら、不適切な医療が行なわれているからだと世界各国の腰痛診療ガイドラインは指摘しています。

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めて、より効果的で費用のかからない21世紀の治療を始めませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

TMSジャパン・メソッド

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【内 容】拙著を読んでもまだ回復しない腰痛・下肢痛患者(できれば家族と共に受講するのが望ましい)ならびに医療関係者を対象としたセミナーで、現時点で世界最新の腰痛診療ガイドラインの勧告(サイエンス)とアートを統合した実践的治療プログラムです。

    T ヘルスリテラシー
    U 根拠に基づく医療
    V 腰痛の捉え方
    W 急性腰痛の治療法
    X 慢性腰痛の治療法
    Y 腰痛の予防法
    Z 治療と癒しの統合
    [ まとめ


受講者特典としてバインダー付きテキストの他にTMSジャパンが販売しているDVDをすべて5千円で提供させていただきます。また、TMSジャパン会員にはご希望によりパワーポイントのデータを無料で差し上げます。こちらにある受講者の声も参考にしていただいて、ぜひ腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を体験してみてください。

第151回(東京:定員18名)
【日 時】2015年1月18日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第152回(東京:定員30名)
【日 時】2015年2月15日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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第153回(東京:定員18名)
【日 時】2015年3月22日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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なお、席に限りがございますので、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。


また、東京まで来られないという方のために腰痛治療セミナーを収録したDVDをご用意しております。選択肢のひとつとして考えていただければ幸いでございます。

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2014年12月14日

癒しの森 Big woods

山梨県甲府市に森澤芳香(もりさわ・よしか)先生が代表を務める『癒しの森 Big woods』があります。

予防医学指導士で心理カウンセラーでもある森澤芳香先生は、誰もが生まれながらにして持っている「自然治癒力」を活性化し、一人ひとりが自分の個性を活かし納得のいく日々日常を楽しみながら、健康を創り上げていくノウハウを伝える自力整体のセミナーを開催しておられます。

そんな森澤芳香先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになりました。そこで『癒しの森 Big woods』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

森澤芳香先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月06日

桜花整骨院

埼玉県幸手市に飯島弘(いいじま・ひろし)先生が院長を務める『桜花整骨院』があります。

柔道整復師であり鍼灸師でもある飯島弘先生は、その他にもカイロプラクティックやリフレクソロジーなどを駆使して患者さんの治療にあたっておられます。

そんな飯島弘先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになりました。そこで『桜花整骨院』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

飯島弘先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月30日

デバンキングとバックファイヤー

フードファディズムと悪魔の証明」で述べたように、ヘルスリテラシー(医学・健康情報の真偽を見極めて有効に活用する能力)を高めるのは至難の業といえます。

なぜなら、不用意にデバンキング(根拠に基づいて真実を積極的に暴く行為)しようとすると、バックファイヤー効果(Backfire effect)によって正そうとした誤情報を逆に強化してしまうからです。

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ヒトは自分の考え方に対して挑戦的なものが現れると、より強く自分の考え方を信じようとする傾向があるのです。常日頃から確証バイアス(思考停止)には注意するよう訴えかけてきましたが、ジュリアス・シーザーの「人は自分の見たいものしか見ない」という言葉が日に日に重みをもって迫ってくるようになりました。

現時点ではバックファイヤー効果に関する文献がきわめて少ないので、これから1年ほどかけて調べてみるつもりです。その結果をいつか「TMSジャパン・メソッド」に反映できればと考えています。

12月2日(火)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


posted by 長谷川 淳史 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月22日

2月の腰痛治療セミナー

来年2月の腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』が決まりましたので、12月と1月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

世の中には腰痛や坐骨神経痛の治療法が星の数ほどあるにも関わらず、患者は減るどころか増加の一途を辿っています。なぜなら、不適切な医療が行なわれているからだと世界各国の腰痛診療ガイドラインは指摘しています。

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めて、より効果的で費用のかからない21世紀の治療を始めませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

TMSジャパン・メソッド

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【内 容】拙著を読んでもまだ回復しない腰痛・下肢痛患者(できれば家族と共に受講するのが望ましい)ならびに医療関係者を対象としたセミナーで、現時点で世界最新の腰痛診療ガイドラインの勧告(サイエンス)とアートを統合した実践的治療プログラムです。

    T ヘルスリテラシー
    U 根拠に基づく医療
    V 腰痛の捉え方
    W 急性腰痛の治療法
    X 慢性腰痛の治療法
    Y 腰痛の予防法
    Z 治療と癒しの統合
    [ まとめ


受講者特典としてバインダー付きテキストの他にTMSジャパンが販売しているDVDをすべて5千円で提供させていただきます。また、TMSジャパン会員にはご希望によりパワーポイントのデータを無料で差し上げます。こちらにある受講者の声も参考にしていただいて、ぜひ腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を体験してみてください。

第150回(東京:定員18名)
【日 時】2014年12月21日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第151回(東京:定員18名)
【日 時】2015年1月18日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第152回(東京:定員30名)
【日 時】2015年2月15日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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なお、席に限りがございますので、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。


また、東京まで来られないという方のために腰痛治療セミナーを収録したDVDをご用意しております。選択肢のひとつとして考えていただければ幸いでございます。

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2014年11月17日

腰痛は心の叫びである

本日、TMSジャパン会員であるバランス力学整体院院長の山本浩一朗先生が上梓されたご著書『腰痛は心の叫びである』が発売されました。



プロローグ
第1章 痛みは脳の「思い込み」だった
第2章 すべては「よくなる準備」から始まる
第3章 この生活習慣で腰痛は防げる
第4章 腰痛にならない生き方
エピローグ

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山本浩一朗先生、処女作の出版おめでとうございます。ずいぶん前に献本していただいたのに、ご紹介が遅れてしまって大変申し訳ありません。TMSジャパンの活動を強力にバックアップしてくれる内容にとても感動しました。強力な援護射撃をありがとうございます。これで少しでも日本の医療が変われば多くの国民が救われることでしょう。

というわけで、山本浩一朗著『腰痛は心の叫びである』(サンマーク出版)をTMSジャパン⇒「図書室」⇒「TMSジャパン附属電子図書館」⇒「現代医学(2)」に追加させていただきました。わたくしの拙い腰痛治療セミナーの内容が反映されている素晴らしい一冊です。腰痛患者および医療関係者にお勧めします。是非ご一読願えれば幸甚でございます。

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2014年11月10日

みやお整骨院

埼玉県北本市に宮尾良之(みやお・よしゆき)先生が院長を務める『みやお整骨院』があります。

柔道整復師でありカイロプラクターでもある宮尾良之先生は、「正しい情報を発信し、最新の施術で地域に貢献する」という基本理念のもと、アクティベータを用いた心身条件反射療法やグラストンテクニックなどを駆使して患者さんの治療にあたっておられます。

そんな宮尾良之先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになり、11月の福岡セミナーも受講してくださることになりました。そこで『みやお整骨院』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

宮尾良之先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。福岡でお会いできるのを楽しみにしております。

posted by 長谷川 淳史 at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月30日

フードファディズムと悪魔の証明

TMSジャパンの腰痛治療セミナーは必ずヘルスリテラシーから始まります。医学・健康情報の真偽を見抜いて有効に活用する能力を養わないと、疾病率の上昇と死亡リスクが上昇するからです。

その中でフードファディズムについても触れています。科学的根拠の有無にかかわらず、食品や栄養素が与える影響を過大に評価するだけでなく、マスコミ・インターネット・書籍・雑誌で流された「この食品を摂取すると健康になる」「この食品を口にすると病気になる」といった情報を鵜呑みにし、バランスを欠いた偏執的で異常な食行動をとることを指します。

その対象は主に、健康に好影響をもたらし得る食品・有害性が疑われる食品・ダイエット食品・健康食品・ミネラルウォーターなどで、健康被害や詐欺にまつわる報告が年々増加しています。つまりクワッカリー(溺れる者に藁を売る商売)の被害者が増えているというわけです。

ではなぜ科学者は声を上げないのでしょう? 嘘が広がるのを黙ってみている方が、立ち上がって誇大宣伝に立ち向かうより簡単で安全だからです。クワッカリーやトキシックテロリストに反論しようものなら、「悪魔の証明」(ある事実は絶対に存在しないことを証明)を強いられるだけでなく(莫大な費用と途方もない時間がかかる)、凄まじいまでの個人攻撃によって職を失う恐れや、本人はもちろん家族の身にも危険がおよびます。

わたしもこれまで数え切れないほど個人攻撃を受けてきましたが(現在も)、世界各国の診療ガイドラインが身を守ってくれました。そう考えると、ヘルスリテラシーの中でもっとも巨大な敵はフードファディズムなのかもしれません。

11月1日(土)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


posted by 長谷川 淳史 at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月22日

12月の個人治療プログラム

12月の個人治療プログラムが決まりましたので11月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】11月18日(火)・19日(水)・20日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

【日 時】12月16日(火)・17日(水)・18日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

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2014年09月29日

感謝と幸福感

以前も述べたように、慢性のストレス反応を起こしている扁桃体の暴走(不安・恐怖・怒り・悲しみ)を沈静化させると同時に、快感中枢の側坐核を活性化させてエンドルフィン(いわゆる脳内麻薬)とドーパミン(いわゆるハッピーホルモン)を分泌させるには、感謝の念を抱くことがもっとも効果的だと複数の研究が明らかにしています。

つまり、「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」(松下幸之助)というのは事実だったのです。さらにいえば、感謝なくして幸福なしといっても過言ではないでしょう。

そこで「感謝日記」をお勧めしたわけですけれども、ハーバード大学のショーン・エイカーは、1日を振り返って「ありがたい」と思ったことを3つだけ記録せよと述べています。手帳に書くもよし、メールに書いて自分に送信するもよし。実験だと思って1ヶ月ほど試してみませんか? 世の中の景色が少し変わって見えるかもしれません。

10月1日(水)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


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2014年09月28日

12月・1月の腰痛治療セミナー

12月と来年1月の腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』が決まりましたので、10月と11月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

世の中には腰痛や坐骨神経痛の治療法が星の数ほどあるにも関わらず、患者は減るどころか増加の一途を辿っています。なぜなら、不適切な医療が行なわれているからだと世界各国の腰痛診療ガイドラインは指摘しています。

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めて、より効果的で費用のかからない21世紀の治療を始めませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

TMSジャパン・メソッド

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【内 容】拙著を読んでもまだ回復しない腰痛・下肢痛患者(できれば家族と共に受講するのが望ましい)ならびに医療関係者を対象としたセミナーで、現時点で世界最新の腰痛診療ガイドラインの勧告(サイエンス)とアートを統合した実践的治療プログラムです。

    T ヘルスリテラシー
    U 根拠に基づく医療
    V 腰痛の捉え方
    W 急性腰痛の治療法
    X 慢性腰痛の治療法
    Y 腰痛の予防法
    Z 治療と癒しの統合
    [ まとめ


受講者特典としてバインダー付きテキストの他にTMSジャパンが販売しているDVDをすべて5千円で提供させていただきます。また、TMSジャパン会員にはご希望によりパワーポイントのデータを無料で差し上げます。こちらにある受講者の声も参考にしていただいて、ぜひ腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を体験してみてください。

第148回(東京:定員30名)
【日 時】2014年10月12日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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エビデンスに基づく腰痛の理解 in 名古屋(名古屋:定員30名)
【日 時】2014年10月18日(土)  10:00〜17:00
【会 場】名駅セミナーオフィス OA第2ビル 3F ルームA 

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第149回(福岡:定員28名)
【日 時】2014年11月23日(日)  10:00〜17:00
【会 場】エイムアテイン セミナールーム (JR博多駅博多口より徒歩2分)

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第150回(東京:定員18名)
【日 時】2014年12月21日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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第151回(東京:定員18名)
【日 時】2015年1月18日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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なお、席に限りがございますので、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。


また、東京・名古屋・福岡まで来られないという方のために腰痛治療セミナーを収録したDVDをご用意しております。選択肢のひとつとして考えていただければ幸いでございます。

posted by 長谷川 淳史 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月の個人治療プログラム

11月の個人治療プログラムが決まりましたので10月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】10月14日(火)・15日(水)・16日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

【日 時】11月18日(火)・19日(水)・20日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

posted by 長谷川 淳史 at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月27日

健康を決める力

ヘルスリテラシー(医療・健康情報の真偽を見極め、正確な情報を有効に活用する能力)が低いと、医療の質や健康状態が悪化し、救急搬送率・入院率・長期入院率が上昇するために医療費が高騰するだけでなく、死亡率まで上昇することが明らかになっています。

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つまり、根拠の曖昧な迷信や神話・都市伝説を信じ込んでしまうと健康を害する恐れがあるのです。とりわけ腰痛疾患に関していえば、「腰痛患者はネットで情報を検索すべきでない」と警告を発する論文まであるほどです。それで腰痛治療セミナーの冒頭はヘルスリテラシーについてお話しているわけですけど、とても参考になるサイトがあります。『健康を決める力―“ヘルスリテラシー”を身につける』です。

これまでどんなに説明しても、ヘルスリテラシーやEBM(根拠に基づく医療)に対する理解が得られませんでした。しかし今では『健康を決める力―“ヘルスリテラシー”を身につける』があります。お時間のある方はこのサイトを隅から隅まで読んでみてください。とても勉強になります。

というわけで、『健康を決める力―“ヘルスリテラシー”を身につける』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきました。腰痛治療セミナーの受講者もここで復習することをお勧めします。

posted by 長谷川 淳史 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

はりまる堂

東京都中野区に小西直之(こにし・なおゆき)先生が院長を務める『はりまる堂』があります。

痛みが少なく心地よい鍼治療に灸やマッサージを組み合わせ、心身を癒す“ほっとできる”治療を提供している小西直之先生は、「一番安心できる空間で施術を受けていただきたい」という思いから中野区を中心に往診専門で患者さんの治療にあたっておられる鍼灸師です。

そんな小西直之先生がこの度、TMSジャパン会員としてTMSジャパンの活動をご支援くださることになり、先日のスペシャルセミナーも受講してくださいました。そこで『はりまる堂』をTMSジャパン⇒「リンク集」に追加させていただきましたので、お近くの方はぜひお気軽にご相談ください。

小西直之先生、この度はTMSジャパン会員にご入会くださいまして誠にありがとうございました。また、リンクが遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。まだまだ未熟者ではございますが、これをご縁にご指導ご鞭撻の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by 長谷川 淳史 at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月27日

エビデンスレベル

ヘルスリテラシー(健康情報の真偽を見極めて活用する能力)が低いと医療の質の低下、健康状態の悪化、医療費の高騰(救急搬送率・入院率・長期入院率の上昇による)、死亡率の上昇につながることが明らかとなっています。

それだけならまだしも、ヘルスリテラシーが低い人たちは、トキシックテロリストの口車にまんまと乗せられて、「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」という毒を撒き散らし、扁桃体の暴走に力を貸していることに気づいていないようです。とりわけ、医療関係者が不安や恐怖を煽る根拠の曖昧な情報を広めるのは、罪が重いといわざるを得ません。

とはいえ、情報の真偽を見極めるのは専門家でもとても難しいことです。しかし、おおまかなエビデンスレベル(証拠能力の高さ)を知っておくと参考になるでしょう。大切なのはヒトを対象としたランダム化比較試験であり、どこのだれがやっても同じ結果が出るという再現性です。ゆめゆめラットの実験結果をヒトに当てはめることのないように。

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8月29日(金)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


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2014年08月26日

10月の個人治療プログラム

10月の個人治療プログラムが決まりましたので9月のスケジュールも併せてお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】9月16日(火)・17日(水)・18日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

【日 時】10月14日(火)・15日(水)・16日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

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2014年08月20日

個人治療プログラム

9月の個人治療プログラムの会場が恵比寿ガーデンプレイスタワーに決まりましたのでお知らせ致します。

あらゆる方法を使って腰痛の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を紹介していますが、エビデンスだけではより効果的な治療を行なうことはできません。世界各国の腰痛診療ガイドラインが勧告しているように、腰痛疾患では1対1で膝を突き合わせて話し合うことがきわめて重要です。

そこでTMSジャパンは、腰痛治療セミナーや講演会という形式ではなく、個人的に相談したいというご要望にお応えするためにも、個人治療プログラムという自由に話し合える場を設けています。お茶でも飲みながらお話をしてみませんか? どうぞお気軽に遊びに来てください。

なお、残席が少なくなっておりますのでご予約はお早めにお願い致します。

個人治療プログラム

【日 時】9月16日(火)・17日(水)・18日(木)⇒恵比寿ガーデンプレイスタワー18F

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【定 員】1日5名まで(同伴者1名まで可)

【内 容】セミナー形式ではなく個人的に相談したいという要望に応えるために用意したプログラムです。本を読んでも改善しないので他にどんな治療戦略があるのかを知りたい方、症状が強くて「腰痛治療セミナー」に出席できない方、大勢の人と一緒ではなく一対一で「腰痛治療セミナー」を受講したい方、「腰痛治療セミナー」を受講したけれどもまだ詳しく知りたいことがある方、抱えている個人的問題について一緒に考えたい方、コーヒーでも飲みながら世間話をしたい方などが対象となります。

臨機応変に対応させていただきますが、1セッション1時間20分と限られているため(連続2コマの予約も可)、レコーダーをお持ちの方はどうぞご遠慮なく会話を録音してください。

posted by 長谷川 淳史 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月18日

ジョイント講演会

11月16日(日)に東京の新宿で『根拠に基づく腰痛治療入門』と『アドラー心理学から観た心と身体の関係』と題するジョイント講演会を開催いたします。

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臨床試験で有効性が証明されていないリスク(害)がベネフット(利益)を上回る不適切な医療が横行しているといわれています。現時点で最善の医療を受けられないのは、腰痛患者にとってきわめて不幸な状況といえます。

医療費はもちろん通院費や休職手当まで政府が負担しているヨーロッパやオセアニア諸国では、数年おきに改訂される「腰痛診療ガイドラン」の積極的な導入によって、従来の標準的な治療より治癒率と満足度を上げ、再発率と医療費を低く抑えることに成功しています。

そこでTMSジャパンは、腰痛にまつわる迷信や神話に振り回されている腰痛難民をひとりでも減らすために、世界各国の腰痛診療ガイドラインの勧告に則した腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』を開発しました。

しかし「腰痛治療セミナーとはどういう内容なのか」「丸一日つぶれるのは困る」といったお問合わせを数多くいただいております。そうしたご要望にお応えするために、『TMSジャパン・メソッド』をコンパクトにした約2時間の講演会『根拠に基づく腰痛治療入門』を開催することにいたしました。どうかお誘い合わせの上お気軽に遊びに来てください。

また今回は、鍼灸カウンセリングルーム空色[sorairo]代表の伊藤かよこ先生を特別講師としてお迎えし、『アドラー心理学から観た心と身体の関係』と題する講演をしていただくことになりました。フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人であり、自己啓発の源流とされるアドラー心理学に触れてみませんか? 

なお、東京まで来られない方のためにDVDも用意してございます。ぜひ利用ください。

posted by 長谷川 淳史 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月29日

側坐核の活性化

慢性疼痛やうつ病患者の脳をfMRIで調べると、快感中枢である側坐核の機能低下が観察されます。これはエンドルフィン(いわゆる脳内麻薬)とドーパミン(いわゆるハッピーホルモン)の分泌量が低下していることを意味します。

側坐核を活性化させるには、扁桃体の暴走(不安・恐怖・怒り・悲しみ)を沈静化させると同時に、血湧き肉躍るほどウキウキワクワクする言葉やイメージで頭の中を一杯にする必要があります。とはいうものの、そう簡単にできるものではありません。

ところが最近、マルチタレントのベッキーさんが「感謝日記」なるものを記していると聞きました。1日の終わりにその日のハッピーな出来事を書くのだそうです。どんな些細なことにも感謝できるなんて素晴らしいですね。実は、感謝の気持ちと幸福感には強い相関があることが複数の研究で証明されています。つまり側坐核を活性化させられるというわけです。騙されたと思って「ハピネスダイアリー」をお試しあれ。

7月31日の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


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2014年07月22日

9月・10月の腰痛治療セミナー

10月の腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド』が決まりましたので9月のスケジュールも併せてご案内いたします。

世の中には腰痛や坐骨神経痛の治療法が星の数ほどあるにも関わらず、患者は減るどころか増加の一途を辿っています。なぜなら、不適切な医療が行なわれているからだと世界各国の腰痛診療ガイドラインは指摘しています。

そろそろ腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、新しくなった腰痛概念を身に付け、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めて、より効果的で費用のかからない21世紀の治療を始めませんか?

すべての治療法を試してみるほど人は長生きできません。腰痛疾患でお悩みの方は有効性の確認された治療法で一日も早く治してしまいましょう。医療関係者の方はプロの義務として最新の知見をアップデートし、子孫に負の遺産を残さないためにも根拠に基づく情報の拡散にご協力ください。

TMSジャパン・メソッド Version 2013

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【内 容】拙著を読んでもまだ回復しない腰痛・下肢痛患者(できれば家族と共に受講するのが望ましい)ならびに医療関係者を対象としたセミナーで、現時点で世界最新の腰痛診療ガイドラインの勧告(サイエンス)とアートを統合した実践的治療プログラムです。

    T ヘルスリテラシー
    U 根拠に基づく医療
    V 腰痛の捉え方
    W 急性腰痛の治療法
    X 慢性腰痛の治療法
    Y 腰痛の予防法
    Z 治療と癒しの統合
    [ まとめ


受講者特典としてバインダー付きテキストの他にTMSジャパンが販売しているDVDをすべて5千円で提供させていただきます。また、TMSジャパン会員にはご希望によりパワーポイントのデータを差し上げます。こちらにある受講者の声も参考にしていただいて、ぜひアップグレードした腰痛治療セミナー『TMSジャパン・メソッド2013』を体験してみてください。

★第147回(東京:定員18名)
【日 時】2014年9月14日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B3 会議室D (新宿駅西口より徒歩2分)

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★第3回スペシャルセミナー(東京:定員30名)
【日 時】2014年9月21日(日)  13:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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★第148回(東京:定員30名)
【日 時】2014年10月12日(日)  10:00〜17:00
【会 場】永和ビル B1 会議室A (新宿駅西口より徒歩2分)

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★エビデンスに基づく腰痛の理解 in 名古屋(名古屋:定員30名)
【日 時】2014年10月18日(土)  10:00〜17:00
【会 場】名駅セミナーオフィス OA第2ビル 3F ルームA 

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なお、席に限りがございますので、お申し込みはお早めにお願い申し上げます。

また、東京や名古屋まで来られないという方のために腰痛治療セミナーを収録したDVDをご用意しております。選択肢のひとつとして考えていただければ幸いでございます。

posted by 長谷川 淳史 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月26日

続・痛みを増幅させるな

痛みに関連した「言葉」「イメージ」「予想」「共感」でさえも、脳のペインマトリックスを刺激して痛みが強くなる。すなわち、痛みのことばかりを考えていると、治るどころかむしろ痛みが増幅することを再三再四述べてきました。

また、「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」を刺激する情報も、同じように痛みを増幅させることを繰り返してきました。だからこそニュース断食を勧めているわけですけど、日常生活ではなかなかそうはいきません。好むと好まざるとにかかわらず、ネットを含むあらゆるメディアが情け容赦なく心をかき乱してくれます。

だとするならば、できるだけネガティブな情報に近づかないようにしましょう。ポジティブになれとはいいません。ただ、ネガティブな情報から距離を置いたり、接する時間を少なくしたりするのです。それでだけでもかなりストレス反応が軽減されるはずです。慢性の痛みやうつ病に苦しんでいる方は覚えておいてください。

明日(27日)の20時、メールマガジン『TMSジャパンNEWS』を発行いたします。無料のメールマガジンですので、未購読の方はぜひTMSジャパン⇒「メールマガジン」からご購読ください。

なお、メールマガジンの最後に「腰痛の原因と治療に関するエビデンス集」というコーナーがあります。国民の利益になるかもしれません。いちいち承諾を得る必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトにコピー&ペーストして、正確な情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。


posted by 長谷川 淳史 at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 更新履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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